ノンデザイナーズ・デザインブック

ノンデザイナーズ・デザインブックを読了した。これもけっこう前に。 デザインは好きだけど、デザインはできない。それでもちょっとくらいは知っておきたいと思って読んだ。有名な本だし。ベースは紙のデザインだけど、普遍的な内容が多いので、いまでもそん…

第9回 GTUG Girls Meetup 「Web Intents」に行ってきた

第9回 GTUG Girls Meetup に行ってきた。内容は Web Intents のコードラボだった。 第9回 GTUG Girls Meetup 開催日時 2012年10月17日 テーマ 「Web Intents」 会場 Opera Software 日本オフィス Fumiさんとよういちろうさんが、しっかりしたエントリを書い…

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパークX

石田衣良の「PRIDE(プライド) 池袋ウエストゲートパークX」を読了した。ついに10作目。すごい。 いつも書いてるけど、疾走感のある文章が好き、だけどやっぱりもうちょっと長めの、込み入った話も読みたい。とはいえ、今回の物語も楽しかった。 背表紙に「IW…

レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド

こもりまさあきの「レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド」を読了した。けっこう前に、流し読みだけど。レスポンシブ・ウェブデザインに関する情報は、最近とても増えていて、何が正しいのかよくわからない。もちろん絶対的に正しい情報があるわけじゃな…

人間失格と津軽

太宰治の「人間失格」と「津軽」を読了した。「人間失格」を読むのは2、3回目だと思う。「津軽」ははじめて読んだ。青森の風景描写や歴史についての部分はだいぶ読み飛ばしてしまったけど。9月に青森へ旅行に行った。写真は太宰治の生家、いまは太宰治記念館…

今夜、すベてのバーで

中島らもの「今夜、すべてのバーで」を読了した。35歳のアル中の話。 お酒がけっこう好きで、飲んでしまう。飲み過ぎてしまうこともある。飲み過ぎて失敗してしまうこともある。最近はだいぶ減ったけど。 いまみたいに会社に勤めている限りは、アル中になる…

もしもし下北沢

よしもとばななの「もしもし下北沢」を読了した。そんなに期待していなかったんだけど、面白かったし、心に響くものがあって、とてもよかった。 最近のよしもとばななの作品は、なんだか心に刺さる。ちょっと前に読んだ、「サウスポイント」もそうだった。 …

jQuery Mobileパーフェクトガイド

吉川徹の「jQuery Mobileパーフェクトガイド」を読了した。と、いつものように書きだしてみたけど、やっぱり違和感がある。 HTML5とか勉強会スタッフの吉川さん([twitter:@yoshikawa_t])が書いた本。ご本人から、インプレスジャパンさん経由で頂いた。 最近…

HTML5 Conference 2012 前夜

HTML5 Conference 2012 前夜。すでに当日になっているけど。 HTML5 Conference 2012 数ヶ月前から準備をはじめて、やっとここまできた。高校生のころの、学園祭みたいな感じ。 今日は前日なので、有給を使っていろいろな準備をしていた。荷物を運んだり運ん…

HTML5、どう使う? / 「第9回 .NET中心会議 マルチデバイス時代を生き抜く!」でお話してきたこと

「第9回 .NET中心会議 マルチデバイス時代を生き抜く!」が2012/08/25にあって登壇してきた。 僕の資料はこちら。去年作った資料をちょこちょこ修正して使った。 http://bit.ly/html5dotnet 当日のtogettorはこちら。 第9回.NET中心会議 反応まとめ - Togett…

あるキング

伊坂幸太郎の「あるキング」を読了した。背表紙にこんなことが書いてあった。 この作品は、いままでの伊坂幸太郎作品とは違います。意外性や、ハッとする展開はありません。あるの、天才野球選手の不思議なお話。喜劇なのか悲劇なのか、寓話なのか伝記なのか…

宇宙創世

サイモン・シンの「宇宙創成」を読了した。 以前から友達が勧めてくれていて、やっと読み終えた。サイモン・シンの「暗号解読」も「フェルマーの最終定理」も読んでいたので、面白いとは思っていたけど、もちろん面白かった。 宇宙はビッグバンからはじまっ…

波打ち際の蛍

島本理生の「波打ち際の蛍」を読了した。 そんなに、ぴんとこなった。なんだろう、わからないけど。 うーん、まあそういうときもある。相性が悪かったのだと思う。 波打ち際の蛍 (角川文庫)posted with amazlet at 12.08.17島本 理生 角川書店(角川グループ…

ひらいて

綿矢りさの「ひらいて」を読了した。帯にもあった一文を引用する。 私はなぜ、好きな人の間男になったのだろう!好きな男にふられた腹いせに彼の女と寝る、こんな女が他にいるだろうか。 ひらいて あまり面白いと思えなかった。いつもはぐっとくる書き出しも…

転職

キーワードは「大切にしているものは、何ですか?」 新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」 僕の答えは「変化に対応していきたい」というものだった。ありきたりな感じだけど、考えて、考えて、考え抜いて出てきた答えだった。 もう少し正直に書くと、取…

おおかみこどもの雨と雪

「おおかみこどもの雨と雪」を観てきた。 YouTubeに予告編があって、これはいちばん気に入っているやつ。2番目はこれ。公式サイト でいろいろリンクされている。 映画館に行くのは本当に久しぶりのことだった。昔は映画館をはしごしたり、ビデオやDVDを借り…

@ITで CSS Nite LP, Disk23 「表示速度最適化」のレポートを書いた

@ITで CSS Nite LP, Disk23 「表示速度最適化」のレポートを書きました。 表示が速過ぎても、誰も文句は言いません ─ @IT 参加したのはこちらのイベント。 CSS Nite LP, Disk 23「表示速度最適化」(2012年6月30日開催) CSS Nite LP23「表示速度最適化」…

小澤征爾さんと、音楽について話をする

村上春樹、小澤征爾の「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読了した。 僕は音楽のことがあまり分からない。全く聞かないわけじゃないけど、そんなに時間を掛けて聴いてこなかった。歌は中居くんばりで、絵は草磲画伯並なのですよ。残念ながら、残念す…

かもめ食堂

群ようこの「かもめ食堂」を読了した。 ゆったりとした時間の流れを感じながらも、退屈することなく最後まで読めた。いい物語、なんだかとてもバランスの良い物語。 みんながちょっとずつ優しくて、それがだんだんと集まっていく過程が描かれていると思う。…

作家の本棚

ヒヨコ舎編、「作家の本棚」を読了した。 本棚の写真がたくさんあって、楽しい。本文を読みつつ写真に写っている本の背表紙を見ていると、この人はこんな本を読んできたのか、と思う。 本棚の持ち主はこんな方々。 角田光代、桜庭一樹、穂村弘、川上未映子、…

学問

山田詠美の「学問」を読了した。 帯に「ぼくは勉強ができない」、「放課後の音符」にならぶ長編青春小説とあったけど、やっぱり「ぼくは勉強ができない」、「放課後の音符」のほうが好きだと思った。けっこう面白く読んだけど、小説自体の良し悪しではなく、…

ビブリア古書堂の事件手帖

三上 延の「ビブリア古書堂の事件手帖」を読了した。とりあえず、これまでに出ていた3冊を。 鎌倉が舞台で、やっぱり知ってる土地の物語は面白い。学校や施設の名前は多少変わっているけど、モデルとなっているところはほとんどわかる。大船のパチンコ屋の上…

アリアドネの弾丸

海堂尊の「アリアドネの弾丸」を読了した。 相変わらず、面白かった。田口&白鳥コンビの話は、やっぱり安定して面白い。 でも読んでいる間、いろいろ情報が足りないところが気になってしまった。いまひとつのめり込めなかった。知らないことが多すぎて、気に…

Web先端味見部 第5回(AngularJS) に行ってきた

Web先端味見部 第5回 に行ってきた。今回のテーマはvert.xの予定だったけど、予定を変更して、AngularJSになった。 Web先端技術味見部#5 (仮テーマはAngularJS!) : ATND AngularJS ― Superheroic JavaScript MVC Framework AngularJSの概要については、以…

ヘブン

川上未映子の「ヘブン」を読了した。物語の概要は、こちらで。 講談社BOOK倶楽部:ヘヴン ひとつひとつ独立した世界があって、理解しあうことはできないけど世界が重なることはあって、その重なった部分でいいことやわるいことが起きている。と思った。 ヘヴ…

サウスポイント

よしもとばななの「サウスポイント」を読了した。「ハチ公の最後の恋人」の後日談。 「ハチ公の最後の恋人」は宗教とかが出てくるけど好きな作品で、本書と関係あるとは知らずに読み始めた。途中で、なんだか「ハチ公の最後の恋人」にあったような設定がでて…

きみはポラリス

三浦しをんの「きみはポラリス」を読了した。 11編の短編が収録されているけど、そんなに面白くなかった。でも「夜にあふれるもの」と「冬の一等星」はけっこう好きだった。 どちらもちょっと不思議な雰囲気のある物語で、恋愛小説集と銘打った本書では、恋…

ブレイズメス1990

海堂尊の「ブレイズメス1990」を読了した。 いろいろな物語が展開されていく、序章のような感じがした。その分、ちょっと中途半端な、これから楽しくなりそう、というところで物語が終わっていて残念だった。 それでもテンポのいい会話や、楽しい場面展開は…

仏果を得ず

三浦しおんの「仏果を得ず」を読了した。 「文楽」に携わる人々のお話。文楽のことは何も知らずに読んだけど、もちろん面白かった。文楽を知っているのなら、もっと楽しめると思う。 文楽のことはこちらをどうぞ。 文楽(ぶんらく)は、本来操り人形浄瑠璃専…

31歳になった。

あっという間の1年だった。 30歳の誕生日 29歳の誕生日 28歳の誕生日 27歳の誕生日 1年前には想像もしなかったところにいる。良い意味で。30歳の1年で、外部で5回発表して(LTが3回だけど)、@ITで9本の記事を書いた。 できなかったことも、反省すべきことも、…