ビブリア古書堂の事件手帖
三上 延の「ビブリア古書堂の事件手帖」を読了した。とりあえず、これまでに出ていた3冊を。
鎌倉が舞台で、やっぱり知ってる土地の物語は面白い。学校や施設の名前は多少変わっているけど、モデルとなっているところはほとんどわかる。大船のパチンコ屋の上の喫茶店はルノアールだな、これは清泉のことだよね、とか。
古書に対する知識はほとんどなかったので、こんなに奥深いものだとは思わなかった。
本の本質はそこに書かれている物語だと思っていたけど、本そのものにも物語があって、その一端を「ビブリア古書堂の事件手帖」を通じて読むことができた。
1巻から3巻までにでてきた古書は以下の通り。
第1巻
第2巻
- 坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)
- アントニイ・バージェス『時計仕掛けのオレンジ』(ハヤカワNV文庫)
- 福田定一『名言随筆 サラリーマン』(六月社)
- 足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)
第3巻
ビブリア古書堂の事件手帖 - Wikipedia
ちょっと気になるでしょう。本が好きなら、きっと。
早く続きがでてほしい。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
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