2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
村上春樹の「回転木馬のデッドヒート」を読了した。 これはちょっと変わった短篇集。具体的にはこんな感じ。 しかしここに収められた文章は原則的に事実に即している。僕は多くの人々から様々な話を聞き、それを文章にした。もちろん僕は当人に迷惑が及ばな…
村上春樹の「カンガルー日和」を読了した。ここ1-2年は読み返していなかったと思う。懐かしい。 「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」を4月中に読み返しておきたかったのだ。読んでみると、この「4月」は「1981年の4月」で、ち…
江國香織の「落下する夕方」を読了した。 けっこう好きだったはずだけど、読み終わってみるとそこまで感慨深いものはなかった。なんでだろう。 おかえりなさい。子供が言うような言い方だった。私は胸が一杯になる。1ミリグラムの誤差もなく、言葉が正しい重…
よしもとばななの「白河夜船」を読了した。僕の持っている文庫本は 1995年5月25日 第14刷 だ。16年前の本だった。古い本はなんだかちょっと甘い匂いがして、その匂いがちょっと好きなんだけど、「古い本の匂い」をぐぐったら、みんな臭いと思っているらしい…
森友治さんの「ダカフェ日記」と「続 ダカフェ日記」を読了した。読了といっても、写真集だけど。僕は突然一眼レフカメラを買おうと決意した。周りで持っているひとが増えてきて、カメラのメカっぽさに憧れて、1ヶ月くらい様々な機種を調べ上げて買った。そ…
ちょっと検索すれば出てくるようなもので、たいしたことはないけど自分用のメモとして。 いつもblogを書くときに、他のサイトへのリンクをはることがある。よくある。 だから以下のような bookmarklet を作って、bookmarkバーに登録している。 javascript:wi…
宮崎駿の「シュナの旅」を読了した。 スゴ本さんのところで紹介されていて、図書館で検索したらあったので借りてみた。 貧しい国の王子シュナが金色の種を探す苦難を描いた物語なのだが、いままで観てきた宮崎駿がぜんぶ詰まっている。ナウシカに限らず、も…
よしもとばななの「キッチン」を読了した。これも15歳くらいのときから何度も読んでいる。 私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。 どこのでも、どんなのでも、それが台所であれば食事をつくる場所であれば私はつらくない。 ＜中略＞ 本当につかれ…
HTML5とか勉強会 第16回 に行ってきた。毎回面白いし、勉強になる。 今回は NTTコミュニケーション が会場を提供してくれていた。かなり豪華なケータリングがあって、ビールもあって、がっつり食べさせていただいた。しかもかなり美味しかった。嬉しい、嬉し…
江國香織の「神様のボート」を読了した。これももう何度も読みかえした作品。 江國さんの文章はすーっと入ってくるけど、よく読むととても思いつけないようなものばかり。重要なシーンではないから、読み飛ばしてしまっても全く問題ない。それがすごい。これ…
「プログラマが知るべき97のこと」を読了した。 デブサミで 和田さん( id:t-wada ) の講演を聞いてから、読んでみようと思いつつ、こんなに遅くなってしまった。講演のメモはこんな感じ。 プログラマが知るべき、たったひとつの大事なことがら - Developers …
僕の使っている MacBook は MB062J/B ( http://kakaku.com/item/00209016212/ ) というモデル。買ったときのエントリ。懐かしい。MacBook買った！ - techlog Apple MacBook White 2.16GHz Core 2 Duo/13.3/1G/120G/8x SuperDrive DL/Gigabit/BT/DVI MB062J/A…
ずっと行ってみたいと思っていた、Shibuya.tracの勉強会に参加してきた。しっかりシールも貰ってしまった。 これまでも TracLightning は使っていたのだが、タスクとバグ管理にチケットを、構成管理にSubversionを、といった基本的な使い方しかしていなかっ…
電車のなかに「働く君に贈る25の言葉」という本の広告があり、「強くなければ仕事はできない。優しくなければ幸せになれない。」という文章があった。25の言葉のうちのひとつだった。「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」…
Perl だと正規表現で置換を行うときに、eオプションを付けることで置換後の文字列に式を利用できる。 例えば、「数字を検索して、見つかったらそれを2倍した値で置換する」といったことができる。これを Java でやりたい。もともとは会社の先輩が正規表現の…
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読了した。 ひさしぶりに読んだ気がする。少なくともこの1年は読んでいなかったはず。全体としてのことは置いておいて、気になった部分が3つあったので、そこについてだけ書く。 上巻を読み進めると、なぜ…
「国境の南、太陽の西」を読了した。たぶん16歳くらいのころに初めて読んで、何回も読み返している。2年に1度の頻度だとしても、もう7回くらい読み返していることになる。ハジメくんと島本さんが今年で60歳という事実に驚く。きっとハジメくんの娘たちと僕は…
「神の子どもたちはみな踊る」を読了した。3月に読んだ本、地震のあとに読み返した。おそらく読み返したのは初めてじゃないかと思う。 この作品は阪神大震災のあとに書かれたもので、「地震のあとで」という連作の短編と、描きおろしの短編が含まれている。 …
