神の子どもたちはみな踊る

神の子どもたちはみな踊る」を読了した。3月に読んだ本、地震のあとに読み返した。おそらく読み返したのは初めてじゃないかと思う。
この作品は阪神大震災のあとに書かれたもので、「地震のあとで」という連作の短編と、描きおろしの短編が含まれている。
読み返してみたが、やはりそこまで心惹かれるものがなかった。もちろんそれなりには面白いけど。
ただ、この1995年に起きた大きな出来事、阪神大震災地下鉄サリン事件は、その後の作品に大きな影響を与えている。

この作品は、もう少しあとに読み返すとなにか違う感想が持てるかもしれない。
いまはまだ、まっただなか。当然、これからがあるので。


神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社
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