2012-01-01から1年間の記事一覧

いろいろ変わったけど、思ったよりも変わってない

根本的なところはほとんど変わってないけど、自分の環境は大きく変わった1年だった。 1月にhtml5j.org、HTML5とか勉強会のスタッフになって、8月に転職した。これは結果であって、変化自体は去年から、あるいは一昨年から始まっていたと思う。 今年は多くの…

@ITで CSS Nite「After Dark」 Coda 2 VS Sublime Text 2 のレポートを書いた

@ITで CSS Nite「After Dark」 Coda 2 VS Sublime Text 2 のレポートを書いた。リニューアル後の@ITのトップに出ていたので記念キャプチャ。 UXClip(12):Coda 2かSublime Text 2か。あなたはどちらのエディタ派? - @IT 資料も動画も公開されているので…

SublimeServer - Sublime Text 2 Advent Calendar 2012 の 4日目

Sublime Text 2 Advent Calendar 2012 の 4日目です! Sublime Text 2 Advent Calendar 2012 Sublime Text 2 で Vim っぽいキーバインドが使えるようになる Vintage について書こう。と思ったら、すばらしいタイミングでこんなエントリが。 【追記】【寄せあ…

書いたものや話したことをまとめた1枚のHTML

自分の書いたものや話したことをまとめておきたいとずっと思っていた。デザイナさんがポートフォリオをまとめているような感じで。 1枚のHTMLだけど、やっと作った。 http://sadah.github.com/ シンプルだけど、手が込んでいるものにしたかった。あとは最近…

プレゼンテーションの準備をするときに考えること

ここ1〜2年、勉強会やイベントで何度かプレゼンテーションをしてきた。自分から話したいといって話したり、お声掛けいただいたりして、そういった機会をいただいた。 技術的に高度な話はあまりしてないけど、それでも外で話すことで得るものは多く、なにより…

第0回 Sublime Text 2 勉強会 で Emmet について話してきた

はじめてのEmmet with Sublime Text2 from Sadaaki Hirai 第0回 Sublime Text 2 勉強会で、「はじめてのEmmet with Sublime Text2」というLTをやってきた。 第0回 Sublime Text 2 勉強会について 勉強会の詳細や、togetterはこちら。 第0回 Sublime Text 2 …

スロウハイツの神様

辻村深月の「スロウハイツの神様」を読了した。いい作品だった。面白かった。 辻村深月はデビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」を読んだきりだった。読んだら面白いだろうと思っていたし、友達も勧めてくれていた。でも読み始めたらはまっちゃいそうで、読…

ノンデザイナーズ・デザインブック

ノンデザイナーズ・デザインブックを読了した。これもけっこう前に。 デザインは好きだけど、デザインはできない。それでもちょっとくらいは知っておきたいと思って読んだ。有名な本だし。ベースは紙のデザインだけど、普遍的な内容が多いので、いまでもそん…

第9回 GTUG Girls Meetup 「Web Intents」に行ってきた

第9回 GTUG Girls Meetup に行ってきた。内容は Web Intents のコードラボだった。 第9回 GTUG Girls Meetup 開催日時 2012年10月17日 テーマ 「Web Intents」 会場 Opera Software 日本オフィス Fumiさんとよういちろうさんが、しっかりしたエントリを書い…

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパークX

石田衣良の「PRIDE(プライド) 池袋ウエストゲートパークX」を読了した。ついに10作目。すごい。 いつも書いてるけど、疾走感のある文章が好き、だけどやっぱりもうちょっと長めの、込み入った話も読みたい。とはいえ、今回の物語も楽しかった。 背表紙に「IW…

レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド

こもりまさあきの「レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド」を読了した。けっこう前に、流し読みだけど。レスポンシブ・ウェブデザインに関する情報は、最近とても増えていて、何が正しいのかよくわからない。もちろん絶対的に正しい情報があるわけじゃな…

人間失格と津軽

太宰治の「人間失格」と「津軽」を読了した。「人間失格」を読むのは2、3回目だと思う。「津軽」ははじめて読んだ。青森の風景描写や歴史についての部分はだいぶ読み飛ばしてしまったけど。9月に青森へ旅行に行った。写真は太宰治の生家、いまは太宰治記念館…

今夜、すベてのバーで

中島らもの「今夜、すべてのバーで」を読了した。35歳のアル中の話。 お酒がけっこう好きで、飲んでしまう。飲み過ぎてしまうこともある。飲み過ぎて失敗してしまうこともある。最近はだいぶ減ったけど。 いまみたいに会社に勤めている限りは、アル中になる…

もしもし下北沢

よしもとばななの「もしもし下北沢」を読了した。そんなに期待していなかったんだけど、面白かったし、心に響くものがあって、とてもよかった。 最近のよしもとばななの作品は、なんだか心に刺さる。ちょっと前に読んだ、「サウスポイント」もそうだった。 …

jQuery Mobileパーフェクトガイド

吉川徹の「jQuery Mobileパーフェクトガイド」を読了した。と、いつものように書きだしてみたけど、やっぱり違和感がある。 HTML5とか勉強会スタッフの吉川さん([twitter:@yoshikawa_t])が書いた本。ご本人から、インプレスジャパンさん経由で頂いた。 最近…

HTML5 Conference 2012 前夜

HTML5 Conference 2012 前夜。すでに当日になっているけど。 HTML5 Conference 2012 数ヶ月前から準備をはじめて、やっとここまできた。高校生のころの、学園祭みたいな感じ。 今日は前日なので、有給を使っていろいろな準備をしていた。荷物を運んだり運ん…

HTML5、どう使う? / 「第9回 .NET中心会議 マルチデバイス時代を生き抜く!」でお話してきたこと

「第9回 .NET中心会議 マルチデバイス時代を生き抜く!」が2012/08/25にあって登壇してきた。 僕の資料はこちら。去年作った資料をちょこちょこ修正して使った。 http://bit.ly/html5dotnet 当日のtogettorはこちら。 第9回.NET中心会議 反応まとめ - Togett…

あるキング

伊坂幸太郎の「あるキング」を読了した。背表紙にこんなことが書いてあった。 この作品は、いままでの伊坂幸太郎作品とは違います。意外性や、ハッとする展開はありません。あるの、天才野球選手の不思議なお話。喜劇なのか悲劇なのか、寓話なのか伝記なのか…

宇宙創世

サイモン・シンの「宇宙創成」を読了した。 以前から友達が勧めてくれていて、やっと読み終えた。サイモン・シンの「暗号解読」も「フェルマーの最終定理」も読んでいたので、面白いとは思っていたけど、もちろん面白かった。 宇宙はビッグバンからはじまっ…

波打ち際の蛍

島本理生の「波打ち際の蛍」を読了した。 そんなに、ぴんとこなった。なんだろう、わからないけど。 うーん、まあそういうときもある。相性が悪かったのだと思う。 波打ち際の蛍 (角川文庫)posted with amazlet at 12.08.17島本 理生 角川書店(角川グループ…

ひらいて

綿矢りさの「ひらいて」を読了した。帯にもあった一文を引用する。 私はなぜ、好きな人の間男になったのだろう!好きな男にふられた腹いせに彼の女と寝る、こんな女が他にいるだろうか。 ひらいて あまり面白いと思えなかった。いつもはぐっとくる書き出しも…

転職

キーワードは「大切にしているものは、何ですか?」 新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」 僕の答えは「変化に対応していきたい」というものだった。ありきたりな感じだけど、考えて、考えて、考え抜いて出てきた答えだった。 もう少し正直に書くと、取…

おおかみこどもの雨と雪

「おおかみこどもの雨と雪」を観てきた。 YouTubeに予告編があって、これはいちばん気に入っているやつ。2番目はこれ。公式サイト でいろいろリンクされている。 映画館に行くのは本当に久しぶりのことだった。昔は映画館をはしごしたり、ビデオやDVDを借り…

@ITで CSS Nite LP, Disk23 「表示速度最適化」のレポートを書いた

@ITで CSS Nite LP, Disk23 「表示速度最適化」のレポートを書きました。 表示が速過ぎても、誰も文句は言いません ─ @IT 参加したのはこちらのイベント。 CSS Nite LP, Disk 23「表示速度最適化」(2012年6月30日開催) CSS Nite LP23「表示速度最適化」…

小澤征爾さんと、音楽について話をする

村上春樹、小澤征爾の「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読了した。 僕は音楽のことがあまり分からない。全く聞かないわけじゃないけど、そんなに時間を掛けて聴いてこなかった。歌は中居くんばりで、絵は草磲画伯並なのですよ。残念ながら、残念す…

かもめ食堂

群ようこの「かもめ食堂」を読了した。 ゆったりとした時間の流れを感じながらも、退屈することなく最後まで読めた。いい物語、なんだかとてもバランスの良い物語。 みんながちょっとずつ優しくて、それがだんだんと集まっていく過程が描かれていると思う。…

作家の本棚

ヒヨコ舎編、「作家の本棚」を読了した。 本棚の写真がたくさんあって、楽しい。本文を読みつつ写真に写っている本の背表紙を見ていると、この人はこんな本を読んできたのか、と思う。 本棚の持ち主はこんな方々。 角田光代、桜庭一樹、穂村弘、川上未映子、…

学問

山田詠美の「学問」を読了した。 帯に「ぼくは勉強ができない」、「放課後の音符」にならぶ長編青春小説とあったけど、やっぱり「ぼくは勉強ができない」、「放課後の音符」のほうが好きだと思った。けっこう面白く読んだけど、小説自体の良し悪しではなく、…

ビブリア古書堂の事件手帖

三上 延の「ビブリア古書堂の事件手帖」を読了した。とりあえず、これまでに出ていた3冊を。 鎌倉が舞台で、やっぱり知ってる土地の物語は面白い。学校や施設の名前は多少変わっているけど、モデルとなっているところはほとんどわかる。大船のパチンコ屋の上…

アリアドネの弾丸

海堂尊の「アリアドネの弾丸」を読了した。 相変わらず、面白かった。田口&白鳥コンビの話は、やっぱり安定して面白い。 でも読んでいる間、いろいろ情報が足りないところが気になってしまった。いまひとつのめり込めなかった。知らないことが多すぎて、気に…