カンガルー日和
村上春樹の「カンガルー日和」を読了した。ここ1-2年は読み返していなかったと思う。懐かしい。
「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」を4月中に読み返しておきたかったのだ。読んでみると、この「4月」は「1981年の4月」で、ちょうど30年前のことだった。このあとに、もう一度くらい出会うチャンスがあるといいのだけど。
「カンガルー日和」にはいくつかの好きな短編が含まれている。そんなに好きでもない短編も含まれているけど。
好きなのは以下の短編。
- 4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
- バート・バカラックはお好き?
- 駄目になった王国
- チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏
- 図書館奇譚
たぶん基本的に男性と女性がでてくる物語が好きなんだと思う。
この短編集には、その後中編や長編に組み込まれたものもあるので、そういった意味でも面白く読めると思う。