間違ったコードは間違って見えるようにする を読んだ

当たり前のことのようなタイトルだ。
間違ったコードは間違って見えるようにする
ふむふむ、と読み始めたが、とても奥が深い。

ここまでで、プログラマの成長の3つの段階を示した。

1. きれいなものと汚いものの区別がつかない。

2. きれいさについて表面的な考えを持っている。そのほとんどはコーディング規則に合っているかどうかというレベルだ。

3. コードのきたなさについて、表面的でない小さな兆候も嗅ぎつけるようになり、気になってコードを直すようになる。

これよりもさらに高いレベルがあり、それこそ私が本当に話したいと思っているものだ。

4. コードを直すために汚いコードに対する嗅覚を生かせるような仕組みを、最初から作り込むようになる。

これこそ本当のアートだ。エラーが画面から飛び出して見えるような規則を考案することによって、頑強なコードを作り出すのだ。

間違ったコードは間違って見えるようにする

このあとの文章で、レベル4 を実践することに、Microsoft のエンジニアでさえ苦労していたことがわかる。
それをエッセイを読んだだけで、できるようになるわけがないが、心に留めておくことくらいはできるかもしれない。
というわけで、読んだことのないひとは、読んでみるとよいです。
疑似コードがたくさんあって分かりやすいし。