Servlet Filter

mod_rewriteを使えば既存のWebアプリケーションに大きな修正を加えずに、後者のようなアクセシビリティの高いURLを提供することができる。また、サーバ上でWebサイトのフォルダ構成を変更した場合などもmod_rewriteを使用することで変更前のURLから変更後のURLへ転送するといったことが可能だ。

これと同様のことをJavaベースのWebアプリケーションで実現するのが"Url Rewrite Filter"だ。Url Rewrite FilterはBSDライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアで、商用サポートも用意されている。


Java WebアプリでもわかりやすいURLを! - Url Rewrite Filterの使い心地

これけっこうすごいなぁ。Apache+Tomcat環境で mod_rewrite 使うとどうなるのかなぁ、とかを最近考えていたので。
でもApache+Tomcat+これ、だとどんな動きになるんだろう・・・。

Servlet Filterをあまり使ったことがないけど、けっこうすごいなと思っている。
JIS2004対策に使ったり、特定のケースだけにgzip圧縮をさせたりとかもできるし。

Update

昨日は会社の飲み会だった。帰ってきてから、なんとなくLinuxの更新をチェックしたら、kernelを含め、けっこうあった。
酔っていた勢いもあり、全て選択してUpdateをかけて、そのまま寝た。朝起きて、サーバをrebootして、起動したのを確認してから出社した。


お昼休みにアクセスしてみると、見事にTomcatが死んでいた・・・。


ちゃんと自動起動にしてあるのに。仕方がないので、帰ってから立ち上げた。
まあこんなことはけっこう起きる。以前yumでkernelをアップデートしたら、OSが起動しなくなったこともある。kernel-headerがうまくインストールされなかった。そのときはシングルユーザーモードで起動して頑張った。

仕事でboot.logやらmessagesをかなり読んでいて食傷気味なのでログを見る気力がない。
またいつかrebootしてみよう。

日本のIT

 「先進のソリューションによる経営効率の改善」。このお題目が最も遅れている産業、それが情報サービス産業だ。事実、「JISA基本統計調査  2006」によると売上高情報化投資率は平均で0.79%、中央値で0.58%しかない。これに対して「国内IT投資動向調査報告書 2004」(ITR)によれば、国内平均の情報化投資率は平均1.9%(同報告書の『2006』では2.8%、『2007』では3.2%)で大きな開きがある。
 さらに、情報サービス産業の「売り上げ研究開発投資率」は平均1.02%、中央値0.01%。人材育成の要となる教育投資率は平均で0.38%だ。
 情報サービス産業は、人材の育成、そして企業体としての開発効率向上に対してほとんど投資がなされていない。


あらためて衝撃――日本のソフト産業を統計分析する

数字をみて、すごく納得。日本的ITも悪いことばかりではないと思っている。一生涯をエンジニアとして過ごせるひとは極少数だし。


SIerで仕事をしていて思うのは、そんなによい手法や技術があるなら、なぜやらない、ということ。
ここにある「売り上げ研究開発投資率」が低いのが大きな要因だろうと思っている。
頭の固いひとをどうやって説得して、研究費を取ってくるか、というのもポイントだと思う。
でもいまはかなりの環境を個人で揃えることができる。研究費の稟議を通すために労力を使うくらいなら、その労力を使ってコードを書くのもひとつの手段かもしれない。


SOASaaSWeb2.0というキーワードはよく聞くけど、それを実践しているSIerって少ないと思う。
こういうことに、疑問を感じる。でも仕事でSOAを実現したいという顧客がいたとしても、難しい。結局のところ、自分もそういう日本的ITの中にいる。

3. 社内では使われない自社パッケージ
こちらはまた別の大手 SI の方の話。

自社でパッケージ製品として開発しているグループウェアがあるが、
社内では自社のパッケージはあまり使われず、他社のパッケージが使われている。
理由は自社のパッケージが使いにくいから。

IT業界の大企業での生々しい話を5つほど

こんなことはいろいろなところでよく聞く。

システムはやっぱりひとのためにあるもので、使うひとが便利になるものであるべきだと思う。
僕はすごく単純に、自分が使いたいと思うシステムを作りたいと思って、エンジニアをやっている。
# なかなか、かなり、すごく難しいけど。