SIerにおける設計書とは
「304 Not Modified: SEは通訳さん」を読んで、まなめさんの設計書の書き方は、僕がやっている書き方とそんなには変わらないのかもしれないと思った。
或いはどのSIerでもあまり変わらないのかもしれない。
仕様の面での自由度は無いようにする。しかし、プログラムの構造に影響を与えるような書き方だけはしない。
304 Not Modified: SEは通訳さん
これは大事だなと思った。
仕様はちゃんと決まっているけど、実装上の自由度は残す。
変なプログラマさんだと怖いけど。
ある程度付き合いがあるプログラマさんだったら、これがいいと思う。
ものすごい大雑把に言うと、SE(システムエンジニア)はシステムに関わる通訳さんなんだと思う。SIerは顧客とエンジニアとの通訳さんで、エンジニアはSIerとプログラマの通訳さんで、プログラマはエンジニアとコンピュータの通訳さんなんだ。
304 Not Modified: SEは通訳さん
通訳さんという比喩はとてもしっくりくる。
でも通訳さんが増えるほど、コミュニケーションコストが増えてしまう気がする。
「フランス語→英語→日本語」と「フランス語→日本語」なら、後者のほうが情報伝達はうまくいくと思う。
これはSIビジネスの構造の問題だと思う。
というわけで、個人的には顧客-SIer-エンジニア-プログラマとあれば、せめて顧客-エンジニア(自分)にして、コミュニケーションコストを小さくできないかなぁと考えている。
もちろん一人で対応するには限界があるので、チームで動く必要があるけど。
うーん、いろいろ難しい。
それにしても、こうやって会ったこともない方とSIerや設計やコーディングについて話せるというのは楽しい。
blog書いててよかったなと思う。