Web2.0の先端には

昨日書いたエントリー。昨日でよかったと思う。今日だったら、あんなこと書けなかったと思うから。というか、今日だったらあんなこと書かなかったと思うから。

今後のはてなブックマークのことを考えて、やはり目を背けていてはいけないことだと思っています。これまで聞こえなかった声を伝える、感動を与える、正しいことを知ることができるコミュニティとして作ったものが、誰かの表現や意見を抑え付けるために使われてしまうというのは、作り手として悲しいと感じるようになりました。「作ってよかった」と思い続けられるシステムであってほしいと思います。
はてなブックマークのコミュニティについて

「ネットの良い面ばかりを言う」とよく批判を受けるが、「ネットは良いものだ」と思っているから書いているなんて短絡的に考えないでほしい。「ネットは悪い、誰かがこの状況を何とかすべきだ」という思考回路を働かせて静観を決め込むよりも、良い面を見つめてでもネットの海に飛び込んで、能動的に何かをして、厳しい目にあったりもしながら強くなっていくほうが、特に若い世代は、中長期的にサバイバル確率が上がるだろう、そのほうがうんとよく生きることができるだろう、そう確信しているのである。
サバイバルのための人体実験を公開すること

原則:どんなに技術が変化していっても「技術によって人の行為は増幅されることはあるかもしれないが、人の行為が本質的に良くなったり悪くなったりすることはない」と思っています。一言で言えば、ネットで人が聖くなるわけではないのです。
はてなブックマークのコミュニティについて

テメエたちの場所を守るというのは、テメエたち同士で慰め合うことばかりではないのだ。その中には、テメエたちどおしでどつきあうことがどうしても必要なのだ。
幸福を痛感する


このblogを読んでいて、僕とリアルで関わりのあるひとで、これらのエントリーを直接読んでいるひとは少ないような気がする。
そういうひとからすれば、ここに書いてあることって、当たり前のことなのかもしれない、と思った。


ひとが中心にいる。


どのエントリーも、技術のこと、インターネットのことが書いてある。でもその先にいるのは我々であって、PCではない。
ここで僕ができることは、なんなんだろうな、と思う。