区切りを意識する

月並みな感想だが30過ぎてからの5年間は本当にあっという間であったな。
この5年間で仕事上の成長は殆ど実感できず。給料は結構上がったけど。
村上春樹の「プールサイド」に出てくる主人公も35歳だったけかな?
<中略>
ターンの仕方も決まらぬまま折り返し地点が目の前に迫ってきている。

あと数ヶ月で35歳

最後の一文が、心に留まった。
前も「35歳」について書いた。これは僕の中で定期に考えてしまうテーマのひとつ。

35歳になった春、彼は自分が既に人生の折り返し点を曲がってしまったことを確認した。
いや、これは正確な表現ではない。正確に言うなら、35歳の春にして彼は人生の折りかえし点を曲がろうと決心した、ということになるだろう。
回転木馬のデッド・ヒート

35歳までは、あと数年ある。でも20代はもう少しで終わってしまう。
10代にしかできないことがあるのと同じで、20代でしかできないこともあると思っている。
大抵は過ぎてから気付くのだけど、やっぱり考えておくことは大事だと思う。
残り少ない20代で何をやれるだろうか、と。


大きな目標とかはないし、特に考えない。
僕はその代わりに、区切り(ターニングポイント)を意識しているんだと思った。
目標も区切りも、あまり変わらないかもしれないけど。