アルケミスト―夢を旅した少年

パウロ・コエーリョの「アルケミスト―夢を旅した少年」を読了した。
いつか読みたいと思っていた本を、やっと読んだ。普通の小説というよりは、星の王子様のような、しっかりした童話といった感じ。大人が読んでも、学ぶがたくさんある。たとえばこんなこと。

  • 前兆に従うこと
  • 自分で決断すること

もともとは 「アルケミスト」はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる を読んで、いつか読んでみたいと思っていた。

読んでいて、Steve Jobs のスピーチにあった connecting the dots を思い出した。スタンフォード大学での卒業式スピーチの一節。

繰り返す。先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じなければならない。何かを信じなければならない。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。この手法が私を裏切ったことは一度もなく、私の人生に大きな違いをもたらした。

スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での卒業式スピーチ - himazu archive 2.0

Again, you can't connect the dots looking forward. You can only connect them looking backwards, so you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something--your gut, destiny, life, karma, whatever--because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart, even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference.

Steve Jobs In Praise of Dropping Out - Slashdot

あとは セレンディピティ とか。偶然のなかにある前兆を、ちゃんと見つけられるようになりたい。
何度か読み返したいと思った。