安芸の宮島に行ってきた

奥さんがどうしても宮島に行きたいというので、行ってきた。
日本三景を見たくないなんておかしい、と言われた。
そもそも日本三景がどこなのか、さっぱりわからないと言ったら、ありえない!と言われた。
そんなわけで、行ってきた。



広島から快速に乗って、20分くらいで着いた。思ったよりも近い。


昼飯時だったので、さっそく穴子飯を食べた。
実はご飯が1.5cmくらいしかないので、そんなにボリュームはない。
適当に入った、どうみても観光客向けのお店なのだったのに、かなりおいしかった。
うなぎの蒲焼きを想像していたのだが、たれが甘すぎないし、白焼きしてからたれを塗っているので香ばしい。
穴子はうなぎより脂も少ないので、思ったよりもさっぱりと食べれた。
これもビールと一緒に食べて、とても満足した。


腹ごしらえをしたところで、宮島に向かう。

フェリーはけっこう混んでいる。みんな宮島がだいすきだ。

宮島には鹿さんがたくさんいる。鹿さんは神様の使者らしい。
猿よりはいいなぁと思った。でもこの鹿さんたちは、観光ガイドのような紙を食べてしまうので、注意しなくてはならない。
山羊さんのように、お手紙を食べようとする。


そんな鹿さんたちから命辛々逃げ延びて、なんとか厳島神社に辿り着く。

朱色がとてもきれいだけど、このときは暑さにやられてばてばてだった。

有名な鳥居。これが日本三景かと思うとちょっと感慨深い。
でもこれを見てなにが楽しいのかやっぱりよくわからない。

神社のなかを見渡しても、みんな朱色。これはこれですごい。


宮島はしゃもじが有名らしく、どの土産物屋でもしゃもじが売っている。
極めつけは世界一大きいしゃもじ。

もはやしゃもじとは思えない。


牡蠣も有名らしく、しっかり焼き牡蠣を食べて、ビールを飲んだ。

旬でもないので、かなり小振りなのだが、やっぱりおいしかった。
自分たちのお土産に、牡蠣雑炊の出汁と、牡蠣醤油を買った。


時間があったので帰りはのんびり路面電車


1時間くらい掛かるけど、まあ悪くない。江の電でのんびりするような感じ。


広島から大阪へはN700系だった。


奥さんが前から乗ってみたいと行っていたので、ちょうどよかった。
でも特筆するようなことは特にない。コンセントがあって、喫煙車両がなくて、でも喫煙コーナーはある。


そんな忙しくて暑い広島旅行だった。