今月の2時間で学ぶ Java Hot Topic(7月号)に行ってきた!

今月も Java Hot Topic に行ってきた。

資料はこちらで公開されている。

テーマはこんな感じ。

  • Sun のオープンソース暮らしの手帖 - Open ESB 編
  • CI ツール Hudson - 頼れる執事があなたをサポート

Sun のオープンソース暮らしの手帖 - Open ESB 編

常々本来のSOAと、最近ベンダーが語るSOAはまったく別だと思っている。これについては話題が逸れるので割愛。
僕のSOAの知識ベースは「SOA大全」だ。
以前SOAPを使うときにWebサービスの粒度などを考えるために読んだ。
概念的な部分も多く、全部読むのには苦労した。そして細かい内容は忘れてしまったが…。


SOAを実現するためのひとつの手段としてESBがある。
ESBを実現するひとつの手段としてOpenESBがある。
しかしOpenESBを使えば、SOAが実現できるわけではない。


そんなOpenESBだけど、上手く使うとけっこう便利な印象を受けた。
SOA実現のために!と言われると、どうしても胡散臭く感じてしまうのだが、ツールやフレームワークとしてピンポイントで使えれば悪くない気がした。
WSDLを用意すれば、JMSとかSOAPとかHTTPとか、いろいろなフロントエンドに対応できるというところに魅力を感じた。
WSDLSOAPで使うものだと思っていたけど、確かにあれだけの情報があれば、いろいろなことに使えそうな気がする。


あとはOpenESBがかなり大きな仕組みなのが微妙なところ。
なんというか、以前のEJBと同じような印象を受けた。超重量級という感じ。さらっと試してみる気になれない。
もう少しシンプルに使えるとよさそう。

CI ツール Hudson - 頼れる執事があなたをサポート

最近使ってみたいツールNo.1のHudson!
以前インストールして、ちょこっとだけ使ったのだが、そのままになっていた。
基本的なことは知っていたのだが、実際にデモを見てみると、ちゃんと使ってみたくなった。

発表者のid:cactusmanさんのところのエントリも参考になる。


CIやHudsonについて、他のひとに説明するのがちょっと難しい。
継続的インテグレーションはXPのベストプラクティスのひとつなんですよ!と言っても、ふーんと言われてしまう。
熱心に説明しても、いまはいまでなんとかなってるから、別にいらないんじゃない?とか言われてしまいそう。


そんな無駄な説得に時間をかけるくらいなら、さくっとインストールしてしまえばいいんだ!と思った。


勝手にTomcatをさらっと入れて、hudsonをさらっとデプロイして、Subversionからさらっとソースをとって、まずはDailyBuildを組んでしまえばいい。
それから、ちょこちょこプラグイン試して、いい感じになったら、こんなことしてみましたって、煙草場で話してみればいい。
これだな。自分専用に作ってみたけど、なかなかよかったのでどうですかー的な感じで。
というわけで、近々試してみよう。

その他

Javaパズラーは2問とも不正解だった。残念。
try / catch / finallyの finally で return した場合どうなるかと、 System.out.close() をした場合どうなるか、という問題だった。
どっちもやったことはなかった。当たり前だが…。
C言語を学んでびっくりしたこと - techlog に書いたのだが、

「やってはいけません」と書いてあることをやってみるのは大事だなと思った。

というのを、また感じた。意図的に変なコードも書いてみるのも楽しいかも。


セミナー終了後に、大渕さん岡崎さんといろいろお話をさせてもらった。
もともとは5月にはじめてJavaHotTopicに参加して、その感想を書いたら大渕さんがコメントくださったのがきっかけ。
最近はblog書いててよかったなぁと思うことが多い。
Javaパズラーの苦労話や、これまでのJavaHotTopicセミナーについて聞くことができた。
あとはスピーカーも募集していますよ!とおっしゃっていた。
スピーカーとか、やってみたいと前から思っていたのだが、ネタとスキルが…。
自分のblogを読み返してみると、Javaで変なネタはいろいろやってるなぁ。brainf*ckとか、FizzBuzzとか、ワンライナーとかw
あとはやっぱりパフォーマンスチューニングだな。JMXとか苦手だけど。いまのうちにVisualVMをがっつり使ってみるかな。


外にでていく」の次は、「外で活躍する」が目標だな。

まとめ

今月もJavaHotTopicは楽しかった。
Sunのひとは、みんなよいひとたちなので、がんがん話書けてみるといいと思う。
# 僕はがっつり人見知りするけど

そのほか感じたのは、JavaHotTopicの感想を書いているひとはかなり少ない気がする。
個人的には、イベントに参加したら、blog書くまでがイベントだと思っている。
これが普通なのかな。ちょっと寂しい感じがする。
LLのイベントでは、みんなの感想エントリが多過ぎで、追うのが大変なくらいなのに。
Javaだけではなく.NETの人口はかなり多いと思うので、使っているひとたちがもっとblog書いたら楽しいのになぁと思う。