生産性について

仕事で生産性という言葉はよく出てくる。このツールを使うと生産性がXX倍にとか、このフレームワークを使うと生産性がXX倍にとか。
いろんなところで書かれているけど、多分嘘だと思う。よく言って迷信だと思っている。これはあくまで個人的な考察だけど。
やっぱり生産性にいちばん関係するのは個人のスキル(技術かもしれないし、交渉力かもしれないし、コミュニケーションかもしれない)だと思っている。


ちょうどそんなことを思うことが、1日に2回もあったので。


ひとつはさっき書いたエントリー。
僕は何時間も悩んだ挙句、間違った方法を選んでしまったが、実は1行でできることだった。

もうひとつは簡単なトラブル。
APサーバがうまく起動しない、ということで、ログを見た。起動時にIO系のエラーがでていて、最後に 〜.log (Permission Denied) となっていた。
確認すると、logのOwnerがrootだった。だれかがAPサーバをrootで起動したんだなぁと思い、Ownerを変更して再起動したら直った。
作業していたひとは、1時間以上悩んだらしい。


これは両方とも技術に関することだったが、例えばその日の気分、モチベーションで生産性はがらっと変わる。
それでも、やっぱりある程度は定量化しなくてはならない。
XXを使ってXX倍、というのが悪いわけではなくて、それだけを切り出して考えてはいけないんだと思っている。