HTML5とか勉強会 第18回 に行ってきた
HTML5とか勉強会 第18回 に行ってきた。忙しくて一週間以上経ってしまったけど。今回は特に募集から定員いっぱいまでが早かった。たぶん1時間弱で埋まってしまった。
会場は Google で、セッション後はビアバッシュ。いろいろな人と話ができて、とても楽しかった。普通の懇親会もいいけど、勉強会の会場でそのままビアバッシュだと周りのひととも話しやすくてよかった。
発表はこんな感じ。
- Google I/O報告 Google 及川さん [twitter:@takoratta] と北村さん [twitter:@agektmr]
- Google Closure Library Google API Expertの伊藤さん
ショートセッションとLTはこんな感じ。
- Developing for TV: その2 Opera Software ダニエル・デイビス [twitter:@ourmaninjapan]
- 文字+音 株式会社コネクティ 若狭 正生さん [twitter:@wks]
- Kinect + node.js IIJ 大津 繁樹さん [twitter:@html5radio]
togetterはこちら。
Google I/O 2011
ChromeのKeynoteの動画はこちら。HTML5 What's Nextの動画はこちら。
Chromeの勢いはすごい。そしてChrome(Google)がHTML5をどんどん推し進めている。CSS3周りは知らないことが多く、Variables / Mixins / Nesting / Hierarchy については初めて知った。
最初は及川さんからの発表。
- Chrome
- FileSystem API
- quota
- temporary 勝手に消える
- persistence ユーザに同意を求める
すべてのローカルリソースに必要になる
- quota
- WebSocket
- stableに近づいている
- ietfのネットワークに関わる部分で揉めていた
- CSS Variables
- 変数
- これからはプログラムがcssにアクセスする
- CSS mixins
- ベンダープリフィクスを勝手に展開
- CSS Nesting / ヒエラルキー
- トランジションとアニメーション
- 同じような感じのものが二つあり複雑。まとめよう。
次は北川さんからの発表。これはなにより以下の資料を Chrome で見てもらうのがいいと思う。
- HTML5 Showcase for Web Developers: The Wow and the How
HTML5では派手なデモや、いろいろ動きのあるAPIが注目されているけど、Web Font、Data URLs 、FileSystem API あたりはけっこう便利だと思う。特に Web Font はこれから使えるフォントがどんどん増えそうで楽しみ。Data URLsはいろいろな使い方ができそう。FileSystem API は、Webアプリがネイティブアプリに近づくために必須だと思う。
Closure Library & HTML5
資料はこちら。
伊藤さんのエントリはこちら。
HTML5 とか勉強会の Closure Library の資料を公開します - WebOS Goodies
- Closure library
- googleの主要プロダクトで使われている
- 特徴
- googleのjs開発のノウハウの結晶
- 量より質
- 体系化された構造
- メンテナンス性の向上
- ソースファイルの依存性管理の自動化
- goog.provide goog.require
- 最適化はコンパイラ任せ
- closure compilerでコンパイル
- 変数に型がある
- クラスベースのオブジェクト指向
- ログ出力
- テスト
- 例外を逃さない
なんだかJavaScriptでJavaっぽいことができるような印象をうけた。
やっぱり大規模開発だと、ある程度定型的な書き方ができないと大変なのかもしれない。
Developing for TV その2 - ダニエルさん
TVでWebは「こだわらない」ことが大事。しっかり色を指定しても、TVのなんとかモードで全然違う色になっちゃうとか。
その1のときの資料はこちら。これも面白かった。
Firefox+文字+動き=音的ななにか - 若狭さん
Firefoxは楽器!Audio Data API を使って、FirefoxでMMLを再生していた。PCを傾けるとFirefoxが検知して音がなる。
Firefoxは確かに楽器だった。