「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方(wasbook)」の仮想マシンを mac の VirtualBox で動かす
「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方(wasbook)」には動作確認用の仮想マシンイメージが付いている。
仕方ないことだけど、VMware用の仮想マシンだ。macでの VMware は、有償版のVMware Fusionしかない。Windowsは VMware Player があっていいよね。
というわけで、macでも無償で使える VirtualBox を使って、wasbookのVMを動かしてみた。
VirtualBoxは↓からダウンロードできる。
VirtualBox を起動するとこんな感じ。僕の環境では Windows7 と CentOS の環境がすでにある。
メニューの「仮想マシン」から「新規」を選択する。
仮想マシン名とOSタイプを選択する。「wasbook」、「Linux / Ubuntu」とする。
wasbookに付いていた zip ファイルを解凍してできた wasbook.vmdk を ~/VirtualBox VMs/wasbook に置く。
仮想ハードディスクは、置いたばっかりの ~/VirtualBox VMs/wasbook/wasbook.vmdk を指定する。
そのまま起動したら怒られた。PAEを有効化しろと怒っている。
VirtualBoxマネージャ の画面で wasbook を右クリックして「設定」を開く(VMをシャットダウンした状態で)。システムの プロセッサ タブ で PAE のチェックを ON にする。
その後起動したら、ネットワークが繋がらない。ネットワーク の アダプタ1 タブ を開いて設定する。今回は普段使っているネットワークに直接接続させたかったので ブリッジ にした。
起動した。まだネットワークが繋がらない。ifconfig してみると、ループバックしか見えない。
ifconfig eth0 してみると、 Device not foundでしょんぼり。でも ifconfig eth1 してみると、デバイスがあった。
なるほど、VirtualBox の アダプタ1 は eth1 になってしまうみたい。
ubuntu の ネットワーク設定 は /etc/network/interface に書いてある。
root@wasbook:~# cat /etc/networkinterfaces # This file describes the network interfaces available on your system # and how to activate them. For more information, see interfaces(5). # The loopback network interface auto lo iface lo inet loopback # The primary network interface auto eth0 iface eth0 inet dhcp
eth1 の設定を追記した。
auto eth1 iface eth1 inet dhcp
ifup eth1 すると、ちゃんと繋がった。サンプルサイトも見えた。
Fiddler の代わりは、LiveHttpHeaderとかWireSharkとかでいいかな。
あと VirtualBox で動作させるよりも、Blog 書くほうが時間かかった。まあそういうもんだよね。
wasbookに関するものは、こちらのタグで。
電子書籍版はこちら。